2010年04月14日

英語の生徒ではなく、英語の実践者見習いになろう!

書店の語学コーナーに行くと、あらゆる種類の本が並んでいます
また、お馴染みのNHKの講座のテキストも、番組のタイトルとかがずいぶん新しくなって
つい、手に取ってしまうようなものがたくさんあります。
きいてみようかな... (でも、続かないんですよね、不思議と... 私も中学生のころ聴いてましたが...)

先日、書店でぶらぶらと語学関連の本やテキストを見ながらふっと思ったことがあります。
それは、基本的にほとんどの人の英語との関わりって、とっても学校的なんだなって...

つまり、英語を習得しようという人は、みなさん、自分を「生徒」として意識しているということ
別に学校に行っているわけでもないのに、生徒意識で学んでいるんです

さて、横浜で日本で最初の英語塾を開き、西洋の診療所を開け、最初の和英辞典と聖書の翻訳をやった、ヘボン博士(そう、ヘボン式ローマ字のヘボンさんです!)は、日記にこう書いています。

「この言語(日本語...筆者注)はたしかに君にも興味があることでしょうが、わたしは、まだそれについて多くは語れません。日々、これつとめて学んでいます。日本語は中国語よりはるかにむずかしいと思います。発音するのに苦労する一つの音がある。dとrとの中間の発音です...」

日本に来て、まだそれほど経っていない時期に、ヘボン博士はかなり苦労して日本語を学んで行きますが、興味深いのは次の文章です。

「私は正規に日本語を研究しております。最初のシラブルの最初の語を説明し、順序正しくおくっていって四十七シラブルのうち十三シラブルまできました。こうして辞書の編さんをしております。もしわたしが望んでいる通り生きている間に辞書を完成することが出来るならば、それは偉大な業績となるでしょう。」

まだ日本語がそれほどわかっていないうちから、すでに辞書の編さんをしようとしているのです。日本語の生徒として受け身で学んでいるだけでなく、日本語を実践に活かす者として、辞書の編さんをしようとしている。

ヘボン博士が日本語ができるようになり、後には聖書の翻訳までするようになったのは、彼が、単に自分を日本語の生徒ではなく、日本語という外国語と英語の間の橋渡しをしようという「実践者」という意識でいたからではないでしょうか。

英語を学んでいる人は、どうしても生徒としての意識が抜けていないように感じます。
これだけ学校制度がしっかり浸透している世の中ですから無理もないかも知れません。
会社だって、従業員を管理したり、教育したりと、まるで学校の延長みたいな状況ですから...

あなたが生徒意識で、英語に対して受け身でいる限り、英語は身につかない。

あなたは、どんな種類の英語の実践者になれるでしょうか?
別にビジネスでばりばり交渉ができるように、などという大きなことでなくてもいいかもしれません。

こんなに日本中の英知を集めても、日本人の英語はさっぱり上達しません。
その状況を変えるのに、あなたは何ができるでしょうか?
ぜひ、一緒に何か仕掛けてみませんか? 英語の生徒ではなく、「実践者」として...


英会話ナチュラ・リングア横浜では、随時説明会を実施中です! 横浜市内、近郊のカフェで空いた時間にどうぞ!  


Posted by 英会話ナチュラ・リングア横浜 at 14:50英語学習

2010年03月04日

Twitter活用事例1000オフイベント開催決定!

Twitterの可能性や楽しさを多くの人に伝えていこうという
Twitter上の全国の有志によるプロジェクトのオフ会開催が決定しました!

日時:4月24日(土)19:00〜21:00
4会場(東京、名古屋、大阪、福岡)で同時開催

具体的な会場等、詳細は後日お知らせします!

Twitter活用事例1000についての詳しい情報は、こちらのウェッブサイトをご覧ください。






  


Posted by 英会話ナチュラ・リングア横浜 at 00:30総合

2010年03月03日

完璧じゃなくてもいいんじゃない?

昨日もアメリカで多くの人に人気のあったカムリのリコールが報道されていました。リコール隠しまで噂されてるみたいです。

今回の出来事を考える時に、トヨタの最大の強みが、実はもっとも大きな弱点ではなかったかと思えてなりません。

私の親もトヨタが大好きです。小さい頃からよく、トヨタはとにかく故障しない、そう親がいうのを聞いて育ちました。

アメリカに留学中も、私が日本人だとわかると、トヨタの車はExcellent だ!(とにかく故障が多い自国の車に比べて)本当故障しない、そう言ってトヨタの関係者でもないのに、なぜかよく褒められていました。

トヨタの品質に対するユーザーの信頼はとても強く、そこから生み出される安全性についても安心感を与えていたのがトヨタでした。

もちろん人の命を預かっている商品ですから、安全性はもっとも重要ですが、人間が関わって作っている以上、絶対ということは不可能です。

不具合や故障はないにこしたことはないのでしょうが、でも故障が起こるからこそ、普段から自分の車のコンディションを自分でチェックするという習慣がつくのだともいえます。アメリカではかなり多くの人がちょっとしたことなら、自分で車をいじったりします。

完璧を求められるあまりに、実際には完璧であるはずがないのに、実際よりよくみせたりしてしまう。

引き合いに出すとしかられるかもしれませんが、世界で最大のソフトウェア会社であるマイクロソフト社のWindowsは、おそらく世界でもっともバグとセキュリティーホールのあるソフトかもしれません。マイクロソフトの様子をみていると、まるでプログラムにバグがあるのは当たり前で、問題がでてくればその都度直せばいい、そう考えているように思えるくらいです。そんなふうに完璧とはいえない製品をだし、修正版のインストールの手間を毎回ユーザーに強いているにもかかわらず、マイクロソフトの優位は変わりません。

オリンピック選手の帰国記者会見でもそうでした。メダルの数がふるわなかったことを、まるで糺弾するかのような雰囲気。失敗をぜったいに許さない社会の空気。いつもきちっとして、ミスや遊びを許さない世間。選手の入場のユニフォームへの大人げないバッシング。

ひとたび有名人が不倫という間違いを犯すと、まるで自分は清廉潔白であるかのように、国をあげて避難をする社会。

こんな余裕のかけらも、寛容さもない社会のもっともすぐれた成功例であるトヨタ。

今回のトヨタの問題は、実は日本という国と日本人全体に向けられたリコール要求でなかったのだろうか?

毎日のように起きる、鉄道自殺。そのためにほんの30分、1時間遅れるだけで、目の色を変えて駅員にくってかかる乗客。なんとしてでも会社にくることを要求する中間管理職上司と同僚。

たいへんな厳しい世の中だから、真面目な顔をして、歯をくいしばって、寝る間も惜しんで働いて、未曾有の経済危機をのりこえなければいけない。それはもちろん分かります。

でも、一方で、危機のときこそジョークを言って、それを笑いとばすような人々が、海を渡るとたくさんいます。

トヨタがもし今後、いままで以上に完璧さを求めていくなら、きっとどこかでポキリと折れます。

いいじゃないですか。完璧じゃなくても。完璧であろうとすることなんかやめて、素直に世界の人々に言ったらどうでしょう。「完璧な車は作れません。でも、心を込めて、今の持てる力で作れる最高の車を作ります。もしそれで故障があったら、どんな小さなことでも、すぐに知らせてください。出来る精いっぱいのことをして、安心して乗ってもらえるように改良します。」

不具合や故障があるのはいいことじゃないですか。その段階で気づいて手当をすれば、大きな事故にならずにすむし、それを改善することで、さらによいものが作れる。

日本人がたぶん誰でも誇りに思っている、世界一の自動車メーカーのトヨタさん。いつまでも私たちの誇りでいてもらうためにも、どうか無理をしないでください。あなたがたが完璧じゃなくたって、いい車を作ってくれるって知ってますから。
そして、たぶん多くのアメリカ人の友達も、冷静になれば、分かってくれますから。

応援してます!  


Posted by 英会話ナチュラ・リングア横浜 at 21:34総合

2010年02月25日

絶対オススメ〜Twitter活用事例1000〜

ここのところ、あちらこちらで、「Twitterってさ〜」という声が聞こえてくるようになりました。
私も、毎日少しずつ新しいことをためそうと心がけていますが、一人が思いつくことは限られています。

そこで、おすすめしたいのが、起業家12年目、子育て中のワーキングマザーでもある、
平原由美さんが始めた、Twitter活用事例1000。

Twitterをやっている人なら、こちらのハッシュタグ(#twicase1000)をフォローするとその様子をうかがうことがができます。
ここでは、Twitterへのいろいろな関わり方をしている有志の人たちが、それぞれのTwitterへの思いや、工夫、試行錯誤を交換しています。
そういった事例を1000集めていこう(出版すると電話帳の厚さになるかも!)というプロジェクトです。

平原さんのかけ声(つぶやき)の下、Twitter上で定期的に時間を決めて、事例を交換しあったり、企画会議をしたり、もちろん好きなときに自分のツイートに"#twicase1000"を付けてつぶやいたりしています。

このプロジェクトにかける平原さんの思いや、これまでの活動の全貌は、ブログにまとめられています。

こちら

私も参加するようになって、実はまだ日が浅いのですが、すっかりはまっています!とにかくTwitterが好きな人たちが集まって、わいわいワクワクしながら、Twitter上でですが楽しく、熱く思いを交換しあっている。

近々、オフ会も開催されることになりましたが、そこは皆、ソーシャルメディアのイノベーターを自覚している人の集まり!ただの飲み会ではおわりません!

すでに、オフ会を Usteam、Skype、ニコニコ生放送などで中継して関東圏以外の人も参加できるようにしよう! メディアを巻き込もう、英語でオフ会の模様をTwitter上で同時通訳して、海外の人にも日本の盛り上がりを伝えていこう... などなど、考えただけでわくわくするような、前代未聞のオフ会になりそうです。

興味あるかたは、ぜひまずは平原さんのブログをご覧ください。



それと、最後に私が講師をするセミナーの宣伝ですが...

横浜市都筑区都筑ふれあいの丘にある、横浜都筑ビジネス&コミュニティに拠点を置くチャレンジスペースサービスが提供する、横浜ちゃれんじ倶楽部のセミナーとして、Twitterセミナーを行うことになりました。

題して、「あなたが一歩踏み出すための Twitter活用術」

第1回 は "アラフィフティー起業家の涙と笑いの Twitter実践記"

4月24日(土)11:00〜12:30スタートで、
5月、6月と全3回の予定です。

詳細は後日!
  
タグ :Twitter


Posted by 英会話ナチュラ・リングア横浜 at 21:50総合

2010年02月19日

英語のプレッシャーが日に日に、あなたの職場もそうですか?

先日、デザイン関係の仕事をしている友人と話をしていて、こんな話を聞きました。その友人の知り合いが、海外との商談は以前は通訳を付けていたのに、経費削減のため通訳を頼む予算がなく、自分たちでなんとかしなきゃいけなくなっている。でも、英語は満足に話せないし、それがすごくプレッシャーでたいへんだということだそうです。

旅行や、日常生活の用事ならそれなりになんとかなるっても、いざ仕事となるとやはり失敗は許されないというプレッシャーは大きいですよね。でも、予算が足りなくて、通訳や翻訳は頼めない。そんな状況で悲鳴を上げている方、けっこういらっしゃるのではないでしょうか。

控えめなはずの日本人ですが(最近はそうでもないみたいですが...)、英語を話すとなると、なぜか自己主張のとっても強い人に変身してしまいます。よく観察してみると、言葉は出てこなくても、とりあえず伝えようという気持ちがすごく強く出ている人がとても多いです。

また、これはいつもひやひやするのですが、けっこう英語を話せる人で、話せるという自信からなのか、必要以上に強い態度で話す人がびっくりするほどいます。ひやひやするというのは、そういう話し方だと、相手には、かなり高飛車で傲慢に聞こえるような言い方をしているからです。

アメリカ人は特に、仕事の場でもジョークを言ったり、あまり堅苦しくない、どちらかというとくだけた表現を使ったりすることが多いです。何かの発表とか、講演とか、ちょっと公式の場所とかでないと、あらたまった表現は使わない傾向にあります。逆に、アメリカ人があらたまった堅苦しい言い方をしている時は、覚悟したほうがいいかもしれません。

実は、これをけっこう英語を話せる人がやってしまいます。日本は仕事場ではフォーマルが基本ですから、それをそのまま英語に置き換えてしまうのかもしれません。言葉が必要以上に硬い表現で、しかもにこりともせずに、淡々と話をします。聞いている方は、かなり圧迫感を覚えてしまいます。

コミュニケーションの基本は、英語でも日本語でも、相手への思いやりと、興味関心を示すこと、笑顔、感謝、これらが必要です。伝えようとする前に、まずは耳を傾ける。そして、相手がいったことをまずは、受け止め、賞賛してあげて、感謝をする。そして必要なら、自分が思うこと、考えることを添える。これをキャッチーボールのように繰り返していくことで、相手とよい関係を築くことができるようになります。

英語で自分の意見を話すことを学ぶ前に、ぜひ相手のことをもっと知ったり、相手のことを引き出したりすることを英語でも心がけてみてください。具体的には、相手への質問と、賞賛の言葉を、英語でぜひたくさんストックしておきましょう。そして、感謝の言葉も。

自分の事ばかり言っていると、相手からの質問がどんどん来ますから、それに着いていくだけで精一杯になったり、途中で答えられなくて、真っ白になってしまいます。

巷に出ているディベートや、自己表現の本や英語のレッスンは、こうした人間関係ができあがった上で、初めて活きてきます。それをしないで、主張ばかりしている人は、たとえその人の英語がどんなに完璧でネイティブなみでも、どんなに英語の達人として日本であがめ立てられていても、たぶん欧米にいくと、陰で嫌なやつ、生意気なやつと言われていると思います。だから、どうか下手でも、笑顔で相手に興味を持って、もっと知りたい、教えてほしいという思いで質問し、相手を褒めてみてください。とってもよい人間関係ができて、英語のプレッシャーなんてどこかへ飛んでいきます!

いくつか、英語のほめことばを学べるサイトを挙げてみました。これ、自分にも言ってあげると、気分よくなりますね。


授業で使える英語のほめことば 95集 by 猪野 真理

英語褒め言葉集

e ample praise.(ほめちぎれ!)-励ます、認める、受け止める超短い英語集(3)
- by 川神正輝

  


Posted by 英会話ナチュラ・リングア横浜 at 01:03英語学習

2010年02月19日

勇気をくれる、ヘボン語録

今日は、ちょっと手抜きですがヘボン博士の日記から、ちょっとすてきだなと思うことばをいくつかひろってみます。
ヘボン博士のことを読み、調べ、どんどん知っていくにつれて、この偉大な一人の人のことがとっても大好きになっています。
今ではすっかりもっとも尊敬する人物の一人として挙げることができるくらいになっています。残念ながら、その功績はすっかり歴史に埋もれてしまっているので、ぜひ光を当てられたらと思っています。

この語録も、ヘボン博士の飾らない、誠実な人柄が出ていると思います。

ヘボン博士の手紙はすべて、実の弟のスレーター・ヘップバーン(そう、本当はヘボン博士の苗字はヘップバーン)に向けて書かれています。


「『苦しめられることは、私にとっては善いことでした』と私は言えるのです。」

「わたしはこの国(日本)において役に立つものになるかもわかりません。どんな小さなことであっても、とにかく何か役に立つことをやろうと努めています。」

「わたしは、この著書(和英五林集成・日本初の和英辞典)を完全なものとして出版するのではありません。否、完全にはほど遠いものですが、すべての人々にとって、非常に利用度の高いものです。」

「わたしは一生懸命働いている。忙しく、働くことが好きだ。しかし、しばしば疲れてしまう。」

「わたしはこういう考えをもっています。人はその事業を経営するにあたり健康であり、勤勉と正直と礼譲とを合わせもち、それに信仰をもっておれば、最後に成功すること確かであるということです。進歩はおそくとも忍耐すれば失敗することはありません。」

「わたしどもを、それぞれの場所に働くよう命じたもうた方は、なにがわたしどもに最善であるかを知っておられるから、わたしは他の人以上に何らか、よい利益を得ようとは考えません。偉大なことは、わたしどもの仕事をよくなし遂げることです。自分のことや自分の利益のみを第一に重要なこととして、これを求めようとしないことです。」

「わたしは、祖国から離れて長い年月旅人の生活を送ってきた者であり、地球の果てで異教徒の偶像崇拝者たちの中で開拓宣教師としての生活を送り、世界の海をこえて旅した者です。むずかしい外国語を語らねばならず、その上幾多の危険に身をさらしつつも、なおおそらく、故国にあって静かに生活したよりもはるかに、生活を楽しんできたのです。」

出展:高谷道男編訳「ヘボンの手紙」有隣親書(絶版です...手に入らない...)
  
タグ :ヘボン博士


Posted by 英会話ナチュラ・リングア横浜 at 00:12

2010年02月15日

王様の日本語直訳ロック

英語は格好いいというイメージがなぜか定着している日本
例えばバイリンガルの人が、英語でちょこっとペラペラっと
ひとことふたこと言っただけで
羨望のまなざしで見られたりする...

洋楽というとほとんどの場合英語の曲であることが多いけど
英語の曲も、やはり格好いいと思われている
ほとんど雰囲気だけで...

でも、ちょっとバイリンガルキッズ、またはネイティブの人でもいい
話している内容に耳を傾けてみると...

実はたいしたこと話しているわけじゃない。
日本人だって、普段話している内容って
日常的なたわいもないことが多かったりする。
英語で話している人も同じです。

実は、かっこいいというイメージがあるメジャーな英語の曲も
実際に歌詞を見てみると、内容がたいしたことなかったり
ちょっとしらふじゃ言えないような、恥ずかしい内容だったりする

2月14日のバレンタインデー
恒例の渋谷 Li-Poでの王様ライブに行ってきました!
王様といえば、英語のロックの名曲を
神業的なギターテクニックを披露しながら、
ロックの魂を日本人の琴線に触れる言葉で聞かせてくれる
まさに、ロックの架け橋、ロック魂の忠実な継承者
キング・オブ・ジャパニーズロック!

王様は自分で直訳ロックと言っていますが
よくCDに付いている、意訳が行きすぎておしゃれになりすぎた訳詞とは違い
その絶妙な直訳が、まるで原語で歌を聴いているような気分にさせてくれる
翻訳というよりは、日本語で原語の世界を再現しているといえる
まさに、オリジナルな創作のレベルの歌詞。

詳しくは、ぜひ王様の公式サイトを覗いて
そしてCDを聴いてみてください
できれば、ライブにいって直接その世界に触れてみるのが一番です。

王様の歌を聴いていると、雲の上人に思えていたロックスターたちも
同じ人間で、たわいもないことに悩んだり、苦労したり、涙したりして
それを本当に素直に、時にはあまりにもストレートに、歌詞にして歌っている
英語のネイティブが感じることと同じ体験を、日本語ですることができる

王様の歌は、日本人の英語のトラウマを吹き飛ばしてくれる
そんなパーワーのある歌だと思います。

英語だって、人間の話している言葉。
たいしたことはありません。
きっとあなたも話せるようになります!






  
タグ :王様ロック


Posted by 英会話ナチュラ・リングア横浜 at 02:25

2010年02月14日

横浜港を救おう!

今とっても気になっていることベスト5に入ること。それは横浜港についてです。
横浜は歴史的にも日本の代表的な港です。豪華客船が寄港したり、湾内クルーズ船が運行したりと、普通の人がイメージする港らしい光景が見られます。また、観光地としても常に人気のある赤レンガ倉庫、大桟橋や山下公園、港の見える丘公園、またみなとみらい地区など、港にふれることのできるスポットがにぎわっています。

このように一見活気のあるように見える横浜港ですが、実際には港としては世界の中で埋もれていこうとしています。港が存続していくためには、どれだけクルーズを走らせても、豪華客船を寄港させてもだめで、本来的には貨物運輸の拠点として、特に海外との貨物運輸のハブとして活用されることが必要です。それが今、危機的な状況に直面しています。

私は、港湾や海上運輸に関してはまったくの素人ですから、的外れや誤ったことを書くかもしれませんが、少なくとも今の時点で一般の素人が感じる危機感みたいなものをお伝えできればと思います。また専門の方のご指摘をもらえれば、うれしいです。

もともと小樽生まれで、港町横浜に引き寄せられるように2年前に横浜に移住。最初は港周辺の賑わいをみて、やっぱり活気があると思っていました。でも、貨物の施設の方を見に行った時に、2つのことが気になりました。日本でも代表的な港である横浜にしては(1)接岸している船の数が多くはないなということ、そして、(2)接岸している船が思っていたよりずっと小さかったこと。(1)についてはたとえばピークが夜であったりとかで、まったくの勘違いかもしれませんが、(2)については、日本有数の港だから、さぞ大きな貨物船が見られるかと思っていたことからも、とっても気になりました。もしかしたら、あまり利用されてないのかなと。

横浜市立中央図書館に行ったときに、たまたま港湾関係の本をみつけて、いくつか手にとって読んでみました。その中で今まで知らなかったことがとてもわかり安く書いてあった本がこちらです。

知ってもらいたい日本の港 、国分 和雄 (著) (アマゾンでは新刊・中古とも取り扱いなしです)

その本で読んだことと、自分でその後ネットでウェブサイトや資料を読みあさって、日本の港が実は危機的な状況にあるということでした。もちろん、関係者の方々が懸命に努力をしながら、なんとか盛り立てていこうとしていますが、なかなか他の人の理解が進まないこともあって、 思うようにいかないという状況のようです。

さて、素人なりにできるだけ分かりやすく書きます。

日本が資源のほとんどを海外からの輸入に頼っていることは誰もが知っています。自給率はほんのわずかで、輸入が止まったら今の生活が維持できないどころか、経済活動がおそらくストップします。また、輸出も重要な産業ですから海外への輸送も重要です。飛行機か船で運ばない限り、物は入ってきません。飛行機は輸送費も運べる量も、船に比べると非効率です。船は日本にとって今でも、輸出入の主役なのです。

さて、飛行機がジャンボジェットより大きい超大型の2階建て飛行機 A380の時代がこようとしているのと同じように、貨物もオーバーパナマックス型という大型のコンテナ船が海外輸送の主流になっています。コンテナとは、いろんな形や大きさの荷物をばらばらに積み込むのではなく、定型のコンテナに入れることで積み込みが楽で、しかも倉庫がなくてもそのまま積み重ねて保管ができる入れ物です。このコンテナをこれまで以上に大量に輸送することのできるのが、オーバーパナマックス型のコンテナ船です。

こうしたコンテナ船の航路として日本に関係があるのが、(1)太平洋を経由してアジアと北米を結ぶ北米航路、(2)マラッカ・シンガポール海峡、スエズ運河、地中海を経由してアジアとヨーロッパ間を結ぶ欧州航路です。

大型コンテナ船が接岸するためには、当然水深の面でも、埠頭の長さも規模が必要だということは感覚的に分かると思います。具体的にいうと、岸壁が350メートル以上、水深で15メートル以上の深さが必要になります。こうした埠頭を大水深バースといいます。現時点では、横浜には専用の大水深バースが2つ供用されています。2つはすごいと思わないでくださいね。アジアの他の国と比べて見ると:

中国 28(計画 112)
韓国 15(計画 48)
シンガポール 16(計画 17)
韓国 15(計画 48)
日本 4(整備中 5 計画 6)

数字は実際に供用されている数と括弧内が計画中のものです。中国で計画中が112というのはものすごい数ですが、国土交通省が平成21年4月現在で調べた統計からの引用なので間違いはないと思います。韓国の 48もかなりの数です。シンガポールも負けてはいません。それに比べて日本は整備中のものと計画中をすべてあわせて、ようやく15です。つまりアジアの主要な港を抱える国の今のレベルにようやく追いつくという状況です。

このように書くと、貨物の取り扱い量が実際には減っていて、大型貨物も思ったほど入ってきていない現実があるからこれ以上は過剰投資だというように声高な叫びも聞こえてきます。でも、ちょっと考えてみると、実は認識がまったく逆で、取扱量や大型船の数が少ないのは、それに対応できるハードが整っていないからということではないかと思います。また、ソフト的な問題もあります。日本の港が人件費が他の国よりはるかに高いということ、また、税関の手続が、縦割り行政の弊害で2.7日もかかってしまうことです。ある資料では、税関の手続のために、書類をもってあちこち走り回らなければならないそうです。アジアの主要国の港では窓口が一本化され、電子化も進んでいるため、24時間以内にはすべて終了します。

大型船が入れないとなぜいけないのか。別に小型のコンテナが運んでくるようにすればいいじゃないかという声もありますが、先ほどのコンテナ船の主要航路を思い出してください。ヨーロッパからの航路は途中にシンガポールや香港があります。北米航路は途中で日本を通ります。大型コンテナが日本に直接入って来れないとどういうことが起こるか。

ヨーロッパからの航路は、シンガポールや中国の港で日本向けの荷物を降ろし、そこから小さな船に積み替えて日本まで運ぶことになります。また、北米航路は日本を素通りして香港などに行き、同じように、小さな船に積み替えて日本へ運ぶ。当然、積み替えと日本への小型コンテナの輸送費が余計にかかってしまいます。

輸出の場合は直接日本から欧米へ船をだせばいいということになりそうですが、船一杯に大量に輸出するなら別ですが、少量の場合は他の船で一緒に運ぶことになりますから、やはりアジアの港に一度運んでということが必要になってしまいます。

もし大型コンテナがどんどん日本に寄港していけるインフラが整っていれば、直接積み込みができます。また、アジアとの輸出入も定期航路をつかうことでコストを減らすことができます。

もっと大切なことは、空港もそうですが、ハブ化という問題です。世界の物流が行き交う中心の港になれば、それだけ経済活動の鍵を握れます。中国や韓国、シンガポールがねらっているのはまさにこのハブ化です。日本がハブ化ができないと、経済の中心がそうしたアジアの国に移ってしまいます。

街もそうですが、多くの人や物が行き交うところは、あらゆる面で活気があります。ハブ化ということを甘く見ていると、人や物が日本を素通りしてしまい、一方通行の流れしかない活気のない場所になってしまいかねません。

事業仕分けが注目を浴びている中で、目先のことだけをみて、お金がかかることはなんでも悪という風潮が出てきているような気がしています。でも、一見莫大なお金がかかることでも大切なことには工夫をして投資をする必要があると思います。ほとんどの物が船で運ばれてくる日本。その輸送をサポートする港は、とても重要なインフラだと思います。

もう一言だけ付け加えると、海外だけでなく国内の輸送も、船を使うと量もコスト面でも、また環境面でもいいことがたくさんあります。

横浜に住んでいたり、関わりがある人は、船や港のもつ役割や現状をもういちどしっかりと考え直すことが、ぜひとも必要です。


  


Posted by 英会話ナチュラ・リングア横浜 at 12:27総合

2010年02月12日

小学校英語について思うこと

ちょっときっかけがあって小学校英語について書きます。

実は、実の弟が北海道教育研究所に勤務していまして、小学校の現場にいたときに小学校英語の実践をやっていたこともあり、ずっと興味をもっていました。こうして、英会話の事業を行うようになって、今は成人の方の英語習得のサポートをしていますが、現場で頑張っていらっしゃる先生方や、特に小学生のお子さんを持つ親の方々になにか役に立つことができないかと考えています。

さて、小学校英語については、英語教育産業のちょっと先走り的な情報発信もあり、なにか急に小学校で英語の授業が始まるかのようなイメージがありますが、新しくなる指導要領には、教科ではなく、別項目で「外国語活動」として位置づけられています。つまり、国語などのように教科ではなく、それぞれの学校の状況応じて、柔軟な取り組みがスタートできる活動のひとつになっています。

実際には、総合学習の枠組みや空き時間の活用、授業時間を補充しながらという試行錯誤が行われているようです。

横浜市では、23年からの全国での外国語活動導入を先取りし、全学年で外国語活動を行っています。担任の先生とALT、そして英語に堪能な保護者や地域の方がサポーターとなって、英語の単語に親しんだり、ゲームをしながら、英語の発音や簡単な表現に慣れたりという活動が、各学校で行われているようです。

子供たちが英語にふれるチャンスができるのはとってもいいことだとおもいます。ただ、実際に中心になっていらしゃる学校の先生方は、ただでさえ忙しいのに加えて、ALTやサポーターの方との打合せ、調整で多忙になりすぎないかちょっと心配です。

また、小学生のお子さんがいる親の方々に十分な情報が行き渡っていないように思います。自治体も説明会を開いたりなど、努力を続けていますが、情報が行き渡り、理解が深まるまで、少し時間がかかるかもしれません。

小学校英語に関して、気になる点を挙げると

(1)これは英語教育界全体の問題点かもしれませんが、外国語活動の中心となってる考え方が、あまりにも言語学的な視点に偏っているということです。言葉は言語学だけでなく、文化的なことはもちろん、精神的な面、身体的な面、社会的な面など、様々な要素が複雑に絡まった活動です。より広い意味でのコミュニケーション活動を目的にするのであれば、言語学的な視点だけでは、中学英語の予備学習になってしまわないかと心配しています。

(2)外国の文化に触れる機会は、地域によって差があるかと思いますが、横浜の場合は一歩街に足を踏み出せば、多くの外国人のコミュニティがあります。言葉と同時に、実際に地域にいる外国人の人々との触れ合いの機会も(もちろん実際すでに行われていると思いますが)積極的に作っていくことができれば、小学校の外国語活動が実りあるものになるかと思います。英語だけじゃなく、時々別の言語にふれる機会もあれば、横浜の地域特性を活かしたものになるのではと思います。

なによりも、実際に現場で指導を行っている先生方に無理がかからないような仕組みをつくっていかないと、せっかくの活動も年月を重ねるごとに形骸化していきかねないと思います。また、小学校の教育活動全体とのバランスが、なによりも大切ではないかという、当たり前のことを最後に付け加えておきます。  
タグ :小学校英語


Posted by 英会話ナチュラ・リングア横浜 at 01:44英語学習

2010年02月10日

アメリカ人の大好物といえば

アメリカ人の大好物といえば...?

コーラ? いいえ。
マカロニ&チーズ? なかなかマニアック。
フットボール? 食べ物ではありませんが、これは、食べたいくらいに好き...じゃなくて、食べるのも忘れて多くの人が夢中になるのは、いうまでもありません。
でも違います。

それは...


そう!ピーナッツバター!

アメリカ人はとにかくピーナッツバターが大好き。子供たちのお弁当で定番なのがピーナッツバターサンドイッチ。
ピーナッツバターだけの時もあれば、好みのジャムと混ぜて(中を見るとちょっと美しくはないですが...)パンにはさむだけ。ブラウンバックという茶色い紙袋に入れて、学校にもっていく。アメリカでよく見る光景です。

ピーナッツバターのメーカで最も有名なのが(これ以外のメーカが作っているの?というくらいどこにでもあります)

SKIPPY

正直言うと、初めてピーナッツバターを食べたときは、思わず喉が詰まるかと思いました。慣れないと、水と一緒じゃないと、とてもじゃないけれど飲み込めない。ピーナッツバターサンドイッチも、やはり飲み物と一緒じゃないと、ぱさぱさして、食べられたものじゃない。これいったいどうやって食べるんだろうと思いました。

でも、慣れるとすっかりあの濃厚な味の虜になります。普通のバターでは絶対に出せないような食べごたえ。スプーンにとって、そのままなめても、お腹の空いた時は、けっこう満足できます。

そういえば、アンソニー・ホプキンズ、ブラッド・ピットが出演している、ジョー・ブラックをよろしくで、ブラピが演じる死に神が、スプーンにピーナッツバターをもらって、なめていました。

アメリカ人の食事でポピュラーなのは、日本人が思うようにステーキやハンバーガーではなく、このピーナッツバターサンドイッチなんです。

Peanut Butter Lovers というファンサイトもありますので、ぜひ覗いてみてください。

他には、よくアメリカの家庭でごちそうになったのは、キャセロールでしょうか。野菜や肉やマカロニが入ったオーブン料理。いわばアメリカ人の家庭料理。きどらないお袋の味ですね。

そういえば、TVディナーというのもありますが、こちらは冷凍のプレートディナー。手抜き料理の代名詞ですが、やはりたくさんの人が食べています。アメリカでスーパーに行くと、大きなカートにこのTVディナーとシリアルの箱を山ほど入れて買い物をしている家族をよくみかけました。  


Posted by 英会話ナチュラ・リングア横浜 at 21:28

2010年02月09日

Do For Others 誰かのために

"Do for Others what you want them to do."

明治学院大学の建学の精神であり、教育理念、Do for Others
新約聖書マタイによる福音書7章12節の有名な言葉です。(ルカ伝6:31にも同じ言葉がでてきます。)
日本語に訳すると、「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい」

創設者のヘボン博士を生涯をもっともよく表す言葉として、これが建学の精神になっていると大学の公式サイトでは説明されています。

社会貢献、ボランティア活動、地域貢献、社会起業。
様々なことばのもとで、大勢の人が、「他者への貢献」に関心をもつようになってきています。
そして、見えないところで多くの人が、誰かのために汗を流したり、智恵をしぼったりしています。
競争ではなく、助け合い。勝ち負けではなく、支え合い。
そんな風に、人々の価値観や社会のあり方、仕組みが少しずつ変わっていけばいいなと思います。

同時に、他者への貢献が単に単発的なイベントで終わったり(もちろんイベントも立派な意味があると思います)
本当は何かやりたいけど、なかなか時間的にも経済的にも余裕がないという人も多くいます。

何かを、誰かを批判するという意図ではまったくなしで書きますが
誰かのための行動は、たとえ小さくても続けることができれば、いつか大きな変化を産み出します。

1859年10月18日に神奈川に上陸し、1892年19月22日に横浜を離れるまで、実に33年間に渡って、日本人のために全てを捧げたヘボン博士は、本当に偉大です。

もちろん、成し遂げたことも大きいのですが、毎日少しずつ、自分ができることをコツコツと積み重ねていったその継続力がすばらしいと思います。

口で、「誰かのために」というのは簡単ですし、自分が時間が空いた時に人のために働くこともそれほどエネルギーのいることではありません。でも、それをどんなことがあってもやめないで毎日継続することは、それほど簡単ではありません。

布教のため、医療活動のため、日本にいったはずなのに、幕府の政策で、いっさい本来の活動ができずに、毎日ひたすら日本語を学ぶことしかできなかった時期。アメリカにおいてきた息子が、様々な問題を抱えていることを知って、果たしてアメリカに帰るべきかどうか悩んだ時期。ほんとうに信念がぐらつくようなことをいくつも乗り越えて、33間年継続して、人々に英語を教え、治療を行い、辞書や聖書の翻訳を行うことで、多くの人々を助けていったヘボン博士。

何事もそうですが、もうダメかもと思ったその、時にあと一歩だけ前に進んでみる。そして、それを可能な限り続けていく。ヘボン博士から教わることは、まだまだありそうです。  


Posted by 英会話ナチュラ・リングア横浜 at 00:50

2010年02月07日

英語学習本、迷った時はここをチェック!

英語学習本マニアの英会話ナチュラ・リングア横浜です!
あ、片っ端から買うという意味ではありません。常に新しいものがでると、必ずチェックはします。もちろん仕事柄必要だということもありますが、英語学習を仕掛ける側として、けっこう勉強になることが多いので、どんなコンセプトやメソッドが元になって書かれているのか、どんな新しいアイディアが盛り込まれているのかなどをみます。

実は、これは昨日投稿するつもりで書いていたのですが、トヨタのリコール関連の 英語のTweetの激しさに対して、日本のメディアの暢気さがあまりにも際だったので、そっちを一気に書いてアップしてしまいました。

というわけで、今日は英語関連です。

さて、昨日は、ちょっと時間があったので、大きい本屋さんに行き、語学のコーナーの本を片っ端からチェックしてみました。月1回くらい、こうして語学本をみていますが、毎月どんどん新しい本が加わって、書店に来るお客さんは、かなり迷ってしまいますね。

もちろん、売れ筋の本は、平積みになっていたり、面陳列(本の表紙を見せて陳列)されているので、これを中心に見ていくと、今の流行みたいなものが分かります。でも、それ以外にもいい本ってけっこうありますよ!

今日、チェックした本で、これは役に立ちそうな本、面白いなと思った本、コンセプトや学習方法が共感できた本などをいくつか挙げてみます。

著者は英訳の翻訳者。Amazon の紹介では「目からウロコ」とありますが、著者が紹介している、自分が書いた英文を Google で検索かけてチェックをするというのは、私もですが、翻訳者ならけっこうやっています。すごく使える方法なので、ぜひ本で確かめてみてください。

(2)総合英語Forest 6th edition 石黒 昭博 (監修)
文法の解説書で、基本的には高校生向けの受験参考書ですが、社会人の英語再入門にも活用できます。高校時代の勉強を思い出しながら勉強できるので親しみ安いかもしれません。でも、どちらかというと中級者向けでしょうか。TOEIC学習用にの文法知識の整理をするのにはいいかと思います。

(3)All in One 高山英士(著)
使われている英語の例文は中級向けです。特に気に入ったのは、例文には英語のまとまりごとにスラッシュが入っていて、訳文も英語の順番でスラッシュごとに日本語が添えられていること。つまり英語の語順で理解するための仕掛けがあることです。

(4)英語で手帳をつけてみる 石原真弓(著)
実を言うと、大学生の時に24時間すべてを英語で生活してみる!という課題を自分に課して、1ヶ月くらい続けたことがあります。その時に最初にやったのが、手帳を英語でつけるということ。英語を使う機会がなかなかないという方、ぜひこの本を参考にしてチャレンジしてみることオススメします。「英語」を学ぶのではなく、「英語」で○○する、という勉強方法が一番力がつきます。同じ著者で、英語で日記を書いてみる−英語力が確実に UPするもありますが、こちらもオススメです。

(5)書く英語・基礎編 松本亨(著)
私が生まれる前の年(1962年)に出版されて、今でも書店にいけば必ず手に入るという超ロングベストセラー。いろいろ新し英語のライティングの本はありますが、なかなかこの本を超えるものは出てこない気がします。

【おまけ】

英語の学習法について書かれた本で、私に大きな影響を与えた本があります。でも、もう絶版で書店では手に入りません。ブックオフで見つけたら(100円で売られていたりする... Amazon では中古で1円!)ぜひ購入をお勧めします。私もこの間3冊目を買いました。

タイムを読む 講談社現代新書 松本道弘(著)
これ、復刻してくれないかな...

この本に出会って、本で松本氏が勧めるとおりに TIMEの速読を高校生から始めて英語の力を磨いてきました。けっこう読めるようになったなと思うまで7年かかりましたが...
でも、この本がなかったら、その後のアメリカ大学院留学も、通訳や翻訳の仕事も、大学教員の仕事も、英会話ナチュラ・リングア横浜も、すべてなかったかも... そう言っても過言ではない、恩人です。



  


Posted by 英会話ナチュラ・リングア横浜 at 23:28英語学習

2010年02月07日

New York Timesに見るトヨタのリコール問題

プリウスの大量リコールの問題に関して、アメリカのメディアは追求の勢いをどんどん増してきています。私が読んでいるのは、主に The New York Timesですが、他誌も積極的に問題を取り上げていて、当然関心が高いです。

今回のトヨタの対応に関して、このブログを書いている時点で一番新しい The New York Times の記事では、過去のトヨタのリコールや不具合の事例を全て挙げています。まるで、ほら、実はこんなに問題があったんだよ! そう言わんばかりに..

また、今回のトップの対応の遅さや、最近の自社弁護の傾向を際だたせるかのように、かつてのトヨタ、特に30年前にアメリカの市場を開拓しているころと比べて、いかに会社の姿勢が変わってきているかを詳しく述べています。また、1989年のレクサスの不具合が見つかった時は、迅速に対応し、会社がわざわざ顧客の家まで出向いて車を回収してまわったということを例としてあげています。

そんな会社が、最近は、問題が起こると、顧客の運転の仕方に問題があるなどと自己弁護をするようになったと指摘をしています。いったい何がトヨタにおこっているのでしょうか。プリウスの販売のあまりの好調に、またそのハイブリッド技術への高い評価に、奢りがいつのまにか生まれてしまったのでしょうか。

さて、文化的な違いという観点から、今回のトヨタの対応について2つ問題点を指摘したいと思います。

(1)トップの対応のスピードの遅さ
アメリカは大統領に大きな権限を与えている国です。また企業でもCEOは絶大な権力をもっていて、多くのことがトップの判断で決まり、素早く(個々に程度の差はありますが、日本の政府や一般的な日本の会社と比較すると)行動がとられます。分かりやすい例で言うと、国内で大規模な災害が起こったりすると、早いときは次の日には大統領自らが被災地を激励にいったりしますし、応援のメッセージも出すのが早いです。

これに対し、日本の政府は議員内閣制ですから、総理大臣の権限や裁量は大統領に比べるとかなり制限されます。党内や派閥内、他の政党、関係省庁などのコンセンサスや根回しが行われてから初めてトップが動くというのが普通です。これは民主党政権になってもあまり変わった感じがしません。

アメリカ人は悪者をやっつけたり、自分の命をはって人々を守るヒーローが大好きです。そんなアメリカ人からは、今日になってようやく「形ばかり」の記者会見を行ったトヨタのトップは、責任あるリーダーとはうつらなかったようです。

(2)記者会見は原稿を見ないで、アイコンタクト!
The New York Timesの記事は、ビデオが直接画面内で見られるようになっています。豊田社長の会見が、実はもうひとつの問題です。

公式に話をする時は、原稿があってもいいのですが、できれば原稿を見ないで話せるように、事前にしっかり練習をする必要があります。頻繁に原稿に目を落としたり、感情も入れず平板な調子で読んだりすると、自信がない、責任がない、何かを隠している、と見られてしまいます。豊田社長の記者会見はまさに上記の問題点そのままの会見でした。

世界的な大企業であるトヨタで、危機管理のための準備や外部のサポート(マスコミ対策も含む)がまったく機能しないということがあるのでしょうか。とっても不思議でならない今の状況です。  


Posted by 英会話ナチュラ・リングア横浜 at 03:54総合

2010年02月06日

英語は英語のままで受け止めよう

英語の疲れを癒す、英会話ナチュラ・リングア横浜の潟沼です。

あなたは、英語を聴いたり読んだりするとき、日本語に訳してから理解してますか? または訳さないまでも、日本語を思い浮かべてから理解していますか? もしそうなら、ぜひ次のことを試してみてください! TOEICの点数がなかなか上がらないという方にも効果抜群です!

何をするかというと、単純なことです。英語は英語のまま受けとめてみましょう。

それができれば苦労しないという声が聞こえてきそうですが、実際のところ、あなたが使える英語のレベルは、あなたが英語のままで受け止め、理解できるレベルと一緒なのです。辞書を引きながら、または日本語に置き換えながら理解できる英語はあなたのものにはなっていません。

では、どうやって英語のままで理解できる範囲を広げていくのか。方法は二つ。

(1)英語を出来るだけ早く読む訓練をする

いわゆる速読ですが、そういうと難しく感じる方もいるので、ちょっと別の言い方で説明すると、あなたが普段読んでいるスピードより少し早めに読んでみます。ちょっと汗をかくくらいに駆け足をする感じでしょうか。少なくとも、日本語に訳する暇がないくらいのスピードです。もちろん最初は中学1年くらいの英文じゃないと、スピードを上げるのが難しいという方が多いかもしれません。それをレベルアップしていくのが、2つめの方法です。

(2)自分が理解できる、英語のまとまりを意識して、そのまとまりごとに日本語を思い浮かべながら読む

具体的に説明すると

RT @totalfilm: If you Digg our Films That Should Have Won Oscars feature, then we'll be your friend forever 100% true xxx. http://bit.ly/aFyGTd

If / you /Digg /our Films / That Should Have / Won / Oscars feature, / then / we'll be your friend / forever / 100% true xxx.

もし/あなたが/Diggする/わたしたちの映画を/すべきだった/オスカー featureを、そして/わたしたちはあなたの友達/永遠に/100% 本当 xxx.


スラッシュで区切ったところはまとめて読み、補足で日本語を思い浮かべて行きます。単語などで意味がわからないものは、とりあえずそのままにして読み進め、なんとか雰囲気をつかむようにします。そしてあとからまとめて意味を調べます。

こんなふうにして、できるだけ数多くの英文を、スピードを少しずつ上げながら読んでいきます。

これを半年続けられたら、あなたの英語力は、格段に伸びているはずです。

あ、日本語を思い浮かべるのは、そのうちたぶん面倒になってきて自然とやらなくなるんで、無理して英語だけで理解しようとしなくていいですよ!楽しんで、ゲーム感覚でやるのが一番!

リラックス、リラックス ♪   


Posted by 英会話ナチュラ・リングア横浜 at 23:03英語学習

2010年02月03日

英会話ナチュラ・リングア横浜は英語の現場にこだわります!

英語の現場。
英語を学ぶ場所ではありません。

英語の現場とは、生きたことばとして英語を使う場所。もちろんそこでは仕事で英語を使う場合もあれば、そこで学ぶこともあります。英語が自由に操れる人もいれば、単語を並べてようやく言いたいことを伝えられるという人もいます。話すのが得意な人、書くのが得意な人、英米人のような発音をする人、かなり癖のある発音をする人、言葉が洗練されている人、スラングを連発する人。本当にいろんな人が、英語というコトバを通じて、交わる場所です。

ひとつだけ注意してほしいのは、そこには英語のレベルという考え方が存在しないこと。英語が上手いとか下手とかもありません。あるのは、自分のことを伝えようとする思いと、相手を受け止めようとする思い、それだけです。

英語が上手下手というのは、考えてみればとっても不思議な感じがします。実際は伝えることと受け取ることとが行われているだけなのに、まるでテスト会場のように、自分で点数を付けてしまっているのです。「今の英語20点だ...!」「文法がめちゃくちゃ」「発音が下手だ..」

もちろん英語はコミュニケーションの手段ですから、英語の扱い方によって伝わり方に差は出てきます。でも、決してレベル別の優劣が付いているわけではありません。

日本にまだ英語の学校がなかった頃、英語を身につけたいと思った人は、英語が使えるという人がいるという噂を聞くと、その人の所に出かけていって、徹底的にその人のもっている英語の知識、技術を真似しました。みんな夢中になって英語という未知の言葉を吸収していきました。自分の英語にレベルをつけるようになったのは、英語の学校(官学)が出来てからです。
学校は、何でもレベル分けしたがります。

あなたが英語で仕事をしていても、翻訳や通訳をやっていても、商談をしていても、会議に参加していても、あるいは観光で買い物をしていても、または学校で勉強していても、あなたが英語を通して何かをしているその場所が、英語の現場です。

英会話ナチュラ・リングア横浜は、英語の現場にこだわっています。講師はみな、英語の先生以外に別の現場で活躍している人を選んでいます。なぜそうするのかというと、英語を通して人々と関わる英語の現場の空気を大切にしているからです。英語を分析した結果を教わるよりも、実際に身体で体感した英語を活かす方法をしっている人から教わることで、あなたも英語の現場で生き生きと自分の経験値を上げていくことができるはずです。  
タグ :英語の現場


Posted by 英会話ナチュラ・リングア横浜 at 00:35

2010年02月02日

日本文学翻訳やりませんか(英語に翻訳)!

外国の作家の本を翻訳で読むというのは日本の場合にかなり当たり前のことだと思います。
ところが、外国にいて、逆に日本の作家のものを読もうとすると、これがなかなか手に入らないのです。

アメリカの大学院に留学していた時は、比較文学というものを研究していました。日本の文学との比較というのをよくやらされていました。論文を書いていて、ある作家の作品の一部を引用することがよくあります。原文(日本語の文学全集や作品は大きな大学だとかなりそろっています)と一緒に英語の翻訳も載せようとするとけっこう苦労するのです。

三島由紀夫や谷崎潤一郎、夏目漱石、また現代では村上春樹など、本当にメジャーな作家であれば翻訳が手に入りやすいのですが、そうでないとさんざん探して、結局手に入らなくて、自分で訳したりということがかなりありました。また、メジャーな作家でも、すべての作品が訳されているわけではないので、苦労することが少なからずありました。

逆に、小説の授業を取っていて英語以外の言語の小説が題材に取り上げられたりするときは、時間短縮のために(週に分厚い小説を4、5冊読むのが普通です)日本語訳で読んだりもしました。かなりマイナーな小説が取り上げられたりするのですが、記憶にある限り、翻訳が手には入らなかった作品はなかったと思います。(岩波文庫にはずいぶんお世話になりました。)

日本は翻訳大国といわれたりもしますが、日本の文学が外国語に翻訳されないのはなぜでしょうか。
あまり関心がないから? いえ、やはり世界の経済大国。いろんなことで話題に上る日本の文化に興味を持つ人は決して少なくありません。もちろん、YouTubeなど、ネットで入手出来る情報が増えたとはいえ、やはり本は一番手軽に文化に触れられる手段です。だから、あれば本を読みたいという人はかなりいるはずです。

日本の文学が外国語に翻訳されない最大の理由は、おそらく翻訳者が少ないということです。日本語学習者が全世界で約300百万人いるといわれていますが、外務省の子供向けのサイトには、日本語学習者の多い国ということで、こんなデータが載っていました。

日本語学習者の多い国・地域
(単位:人 出典:国際交流基金 2003年海外日本語教育機関調査結果概要)

1 韓国:89万4,131
2 中国:38万7,924
3 オーストラリア:38万1,954
4 アメリカ:14万0,200
5 台湾:12万8,641
6 インドネシア:8万5,221
7 タイ:5万4,884
8 ニュージーランド:2万8,317
9 カナダ:2万0,457
10 ブラジル:1万9,744
http://www.mofa.go.jp/Mofaj/world/ranking/nihongo.html

一番多い韓国でも90万人いません。オーストラリア、アメリカ、ニュージーランド、カナダの4カ国を足しても60万人にはとどきません。

ちなみに、日本英語検定協会(英検)によると、英検の年間受験者数は300万人を超えるそうです。
当然英語を勉強している中学校、高校の生徒数は合わせて、約750万人。専門学校、短期大学、大学でも英語が必須のところが多いので、この人数は約380万人。
合計で1,130万人になります。これに社会人を合わせるといったい何人になるでしょうか。
とにかく英語学習者の数が人口に比べても、かなりの割合を占めることがわかると思います。

これだけ裾野が広い中ですから、優秀な翻訳者が多く出てきても不思議はないかと思います。それに比較すると、全世界で見てもようやく300万人の日本語学習者の中で、日本文学の翻訳をやろうという人がいかに少ないことでしょうか。

こうやって見てみると、日本人は英語ができないと言われますが、英語ができる人の数は、決して少なくないと思います。ただ、分母が大きいので少なく見えるだけなのかもしれません。


もし、あなたが翻訳者に、特に出版翻訳の仕事をしたいと思うのであれば、もう飽和状態の英語翻訳ではなく、日本語を英語に訳する翻訳家になるというのはどうでしょうか。英語が不安だという方は、チェックしてくれるネイティブと組んで共同で翻訳をするという手もあります。

どなたか、興味のあるネイティブスピーカーの方! 一緒に翻訳やってみませんか?  


Posted by 英会話ナチュラ・リングア横浜 at 03:59英語学習

2010年01月31日

TOEICのスコアを上げる最もシンプルな方法とは!

まずは、今のあなたのTOEICの予想点数を試験を受けずに測る方法から。

洋書がおいてある大きな書店に行って、Penguin Readers シリーズ、または Oxford Book Worms シリーズのコーナーに行ってください。それぞれのシリーズとTOEICの点数の目安を示してくれているケースが多いので、すぐに判定ができます。

では、低いレベルからどれか本を手にとって読んでみてください。なお、読むときは日本語に置き換えずに、英語そのままで理解できるレベルを見つけてください。だいたい9割程度は理解できるという本があなたの今のレベルです。さて、これが TOEICとどう関係するのか。

TOEICは、「英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテスト」であると公式ページに謳われています。コミュニケーション能力というと、言葉から受ける一般的なイメージは、「話せる」ですが、テストの構成はリスニングとリーディングの2つのセクションのみで、スピーキングやライティングは TOEIC SW (Speaking and Writing)という別のテストがあります。また上級者向けに LPIという1対1のインタビュー形式のテストもあります。

コミュニケーション能力をリスニングとリーディングの2つで測ることができるのかという疑問がわいてきますが、それに対して公式ページでは、次のように説明しています。

「TOEICテストの開発にあたったETSでは、TOEICテスト実施にあたって予めListeningとSpeaking、ReadingとWritingとの相関関係について検証し、それぞれが非常に高い相関関係を示すことから、ListeningとReadingのみの試験からSpeakingとWriting能力を含めた英語能力が測定できることを統計的に証明しています。そのため、TOEICテストはListeningとReadingのみで構成されています。」

つまり、リスニングとリーディングが出来る人は、スピーキングとライティングも出来るだろうという前提に立ってテストが組み立てられているということです。

単純に言うと、Penguin Readerの最高レベルが理解できれば、TOEICの問題を解くことはさほど難しくないはずです。つまり、単語、文法などと細切れにするよりは、まとまって文章を、しかも早く読む訓練をすれば、TOEICのスピードについていくのはさほど難しくないはずです。

TOEICの点数を上げたいという方は、ぜひ英文を読む練習、しかもできるだけ早く読む練習をしましょう。
どうやって早く読むか、それについては次回に続く...  


Posted by 英会話ナチュラ・リングア横浜 at 04:53英語学習

2010年01月30日

たとえ小さなことであっても

横浜の歴史に埋もれたヘボン博士のことについて、今たくさん資料を読んでいます。以前書いたように、ヘボン博士は、ヘボン式ローマ字をつくった人ですが、横浜の歴史、もっというと幕末から明治に変わっていく日本という国に、そんなに派手ではなかったのかもしれませんが、静かに深く影響を与えた人です。

今読んでいるのが、高谷道男編訳「ヘボンの手紙」

弟との間の私信を子孫から託されて、高谷氏が訳したもので、当時のヘボン博士の生の声が記されています。

苦しい立場や悲しみ、不満、自分の功績に対する率直な誇りなどが正直に書かれていて、ヘボン博士の人柄が伝わってきます。

日本に来る時に、実はヘボン夫妻は、息子の身の安全と(幕末日本は、非常に政情が不安定で安心して暮らせるという場所ではないと考えられていたため)、それと将来のことを考えて、まだ十代のサミュエルをアメリカの友人に託してきています。息子を置いて日本にきたことの是非は、もちろんヘボン博士をずっと悩ませていました。それでも自分の使命を果たしたいという強い思いから、日本にとどまり、自分の心の声に従い続けました。

「わたしはこの国において役に立つものになるかもわかりません。どんな小さいことであっても、とにかく何かに役に立つことをやろうと努めています。」

ヘボン博士のこの言葉は、閉塞感にとらわれている今の日本人に、一番必要なメッセージかもしれません。

たとえ小さなことであっても、何か役に立つことをとにかくやってみる!  


Posted by 英会話ナチュラ・リングア横浜 at 00:20総合

2010年01月28日

I DO LOVE YOU ってどんな意味?

仕事から家に帰る途中で、友達から英語の質問メールが入りました。

「I DO LOVE YOU. ってどういう意味?」

さて、みなさんいかがですか?

それに対する私の回答をそのまま引用します...

DO は強調なので、意味は強めの、I love you! 「君のこと本当に愛してるんだ!」
ただシチュエーションによって意味変わってくるかな…

(1) でも、君のこと愛してるんだよ…(浮気がばれて、言い訳で…)

(2) まあ、愛しちゃいるけどね(今はでも仕事に集中してるからちょっと頻繁には会えないな…)

(3) 忘れないで、君のこと愛してるってことを!(もう会えないような状況で最後の言葉として…)

"I DO LOVE YOU. "

他にはどんなシーンが考えられますか?

同じ言葉でも、シチュエーションによってずいぶん違ってきます。

では、最後に課題をひとつ...

"How are you?"
さて、どんなふうに訳しますか?  
タグ :英語質問


Posted by 英会話ナチュラ・リングア横浜 at 23:04

2010年01月28日

英語の感覚を研ぎ澄ますためにオススメの辞書は

今日は久々に集中的に翻訳の仕事をしました。英訳です。私の場合、日本語で書かれていることを頭の中でイメージしてみて、そのイメージをすうっと英語に変換。もちろんイメージにぴたりと合う言葉を探して辞書はフル活用!...といっても使うのは、類語辞典が多いです。

そして、変換した文章の言い回しがちょっと不安な時は、部分に分けて、それをGoogleで検索にかけます。 同じような文章がヒットすればそのまま使い、ヒットしなければ変更、再変換します。以前は当然紙の辞書を机の周りにいくつも並べて翻訳をしていましたが、今はオンラインの辞書を使うことが多いです。当然Googleにもすぐ飛べるので、便利な世の中になったといつも思います。ちなみに私がよく利用するオンライン辞書は Dictonary.com です。辞書、類語辞典に加え、Encyclopedia(百科事典)、オンライン翻訳などがひとつにあわさっています。

さて、類語辞典というのは、言葉の意味を教えてくれるのではなく、同じ意味をもつ言葉を集めてリストにして教えてくれる辞典。中には簡単な言葉の説明をしてくれるものもあるので、辞書の代わりに使うことができます。ほんのちょっとしたニュアンスの違いや言い回しなどを調べたい時には類語辞典はお勧めです。

いくつか使いやすい「紙」の辞書を紹介しておきます。

オックスフォード英語類語活用辞典 (Oxford Learner's Thesaurus
英語関連ではおそらく一番人気のある、Oxford シリーズから出ている類語辞典です。

英語類義語活用辞典 (ちくま学芸文庫) (文庫)
気軽に引ける文庫版。解説がとってもよい。

コーパス英語類語使い分け200
初級から中級レベルの方におすすめです。

他にも、書店にいくといくつか並んでいると思いますので、よかったらぜひ!

オンラインでもたくさん種類がありますので、活用して英語の言葉についての感覚をとぎすませてみてください。  


Posted by 英会話ナチュラ・リングア横浜 at 01:34